キャバクラの売掛 (ツケ) 管理 — 台帳のつけ方・部分回収・貸倒の実務
公開 2026-09-22タダレジ運営
売掛 (ツケ) は夜職の売上を支える商習慣であると同時に、 管理が緩いと店を潰す最大のリスクでもあります。 この記事では、売掛台帳の実務を「記録→回収→貸倒」の流れで整理します。
売掛台帳に最低限必要な項目
- 発生日 (営業日) と金額
- お客様 (フルネームでなくても店として特定できる名義)
- 担当キャスト (責任者) — 回収の声かけ役を決めておく
- 入金履歴 (日付・金額・現金/振込の別)
- 残高 (元金 − 入金合計)
会計時に「売掛」で締めたら、その瞬間に台帳へ1行増える — この自動起票ができていないと、記録もれが必ず起きます。 紙でやるなら「会計伝票と台帳を同時に書くまでが会計」とルール化してください。
部分入金の扱い
売掛は一括で返ってこないことの方が多いです。 「¥66,000のうち¥30,000入金、残¥36,000」のように、 入金のたびに履歴を残して残高を更新します。 現金で受け取った分はその日のレジ現金に入るので、 締め (レジ実査) の計算にも「売掛回収 (現金)」の行を立てておくと、 レジの現金と帳簿が合わなくなる事故を防げます。
貸倒 (回収不能) の処理
連絡が取れない・支払う意思がない場合は、どこかで貸倒として確定させます。 ポイントは3つ:
- 貸倒額は「元金 − 回収済み」。回収できた分まで損に見せない
- 履歴は消さない。誰の担当で・いくら焦げたかは、 後から消せない記録として残す (不正防止と再発分析のため)
- キャストへの転嫁は慎重に。給与から一方的に天引きするのは 労基法24条 (賃金全額払いの原則) との関係で問題になりえます。 雇用か業務委託かで扱いも変わるため、負担ルールを作るなら本人合意を 書面で残し、専門家に確認するのが安全です
回収率を上げる小ワザ
- 売掛の上限額と期日を「会計の前」に伝える (後出しは揉める)
- 担当キャストの給与画面に未回収額を見せる (声かけが自然に発生する)
- 次回来店時に「先にツケの分だけ」の部分入金を打診する
- 前受金 (デポジット) 制度を作り、太客はむしろ前払いに誘導する
タダレジでは、売掛会計と同時の台帳自動起票、部分入金、貸倒処理 (実損額で記録・ 消せない監査ログ入り)、締めへの回収現金の反映までを無料で提供しています。 紙台帳からの移行でも、まずは残高だけ入れれば今日から回せます。
全部の機能がタダだから、タダレジ。
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